今日の本命はブリ。
数に ばらつきはあるものの，連日良型が揚がっている。
ブリ一本でスカくらうとお土産なしになるので，
朝イチ アオリを拾いながら 南を目指す。
荒れる土曜日？伝説は今日も…
瀬戸内では風が強そうだが，ここは北西風に強い。
予想通り 凪。
最初の流し。
アオリが近くにいれば すぐに飛びついてくるのだが…
しばし 沈黙。
今日はダメか と思ったら モヤッともたれる感触。
１ｋｇ弱のレギュラーサイズ。
しかし あとが続かない。
そのわけは…
全くといって流れない潮のせい。
アオリや青物は潮に敏感で 止まると極端に食いが落ちてしまう。
結局 一時間あまりがんばって アタリ１回のみ。
船中３杯で モーニングサービス終了。
僚船よりアジ・サバの群れを見つけて食わせているとの連絡が入り
そちらへ向かうことに。
３０分ほどさらに南下して 船団に合流。
ブリ祭りの情報を聞きつけてか
普段は見かけることのないプレジャー船など １０隻ほどでベイトを追いかける。
まずは ブリのエサになるアジ・サバを確保する作戦。
今日は流れが悪く太いサビキでは食わないようだ。
一流しごとに誰かに１，２匹掛かる程度で
いつまでたっても必要な数を確保できない。
昼までやっても船中３０匹ほどしか確保できない。
見切り発車ではあるが 大物狙い開始。
赤いマシンが入院したので，今日はゴールドで。
案の定 アタリはない。
１時間 …
２時間 …
他の船もヒットしている様子はない。
ようやく魚のアタリ。
ガタガタッと小刻みに首を振る エソのようなアタリ。
生体反応はあるものの ただ重いだけ。
いやな予感…
予感的中 メーター級のサメ。
その後も潮が動かず 魚の反応もないので
残り少ない大アジの弾を持って 魚礁ポイントへ。
北よりの風が当たるようになり，海が荒れてきた。
しかし ここも潮が流れていないようで，
４，５回流してみるものの，反応なし。
１５：００ を回って 船頭さんから大物狙い終了宣言。
「アオリにしま〜す。」
岸に向けて 船を走らせる。
残された時間 少しでもアオリを追加できればよいのだが，
朝の感じからして 期待は薄い。
案の定 アタリはない。
荒れる海の中で 何とかアタリをキャッチ。
朝同様キロ足らずのレギュラーサイズ。
その後もアタリをキャッチすべく 揺れに耐えながらがんばるものの…
その後はアタリなく 終了。
船中で アオリ８杯 マトウダイ１匹 アカヤガラ１匹 … 以上。
一日潮止まり，潮が動かない悪条件のため，
アオリ不発，アジも掛からず，ブリに相手にされず。
沖に出ないと分からない日和佐の海のことだから仕方のないこと。
次回は流れてくれることを祈るのみ。
本日の釣果 アオリイカ 胴長〜２８ｃｍ ２杯